目からウロコの英会話

ミシガン州ノバイの駐在妻のための英会話教室

自分の英会話に自信がないのは日本人の美徳とする「謙遜」が原因かも

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Photo by Hybrid on Unsplash

 

あなたは自分の英語に自信を持てていますか?

 

実は、日本人が義務教育で習ってきた英語は、すごいことなんです。アルファベットが読めない人に今まで出会ったことがないですし、だいたいの単語も読めると思います。そして簡単な文章くらいなら、スラスラっと書けます。

 

アメリカにいる外国人で、

「英会話はできるけど文字が読めない、書けない、文法も全然わからない」

という人はたくさんいます。

 

まさに日本人と逆ですね。

 

でも、駐在中のほとんどの人が

「あなたは英語ができますか?」という質問に対して

「できない」と答えるでしょう。

 

 それは「謙遜」をしすぎていて、自分の英語に自信を持てないからです。

 

日本では謙遜することが普通なので、「私は英語ができない」と 言っているうちに、自分に暗示をかけています。

 

ここでは、「謙遜」がどれだけ英会話の上達を邪魔しているのかについてお話します。同時に、日本人の持つ素晴らしい「低姿勢」を維持しつつ、どのように「英語が話せない」という暗示を解いていけばいいのかを、お伝えします! 

 

自信を持とう

日本人が英語が話せない理由の1つに、自信の無さがあります。その自信の無さの原因を作っているのが、日本人の良い点である「謙虚な心」なのです。

 

多くの人が「英語が話せる人=ネイティブに近い英語を話せる人」という風に勘違いしています

 

なので、「自分は完璧な英語は話せない」と、謙遜しています。

 

良い意味では理想が高く、努力家です。

 

まさに日本人の良いところです。そういう面があるからこそ、日本の自動車は世界中で人気があります。他にも、日本の100円ショップには、外国人もびっくりするほどのアイディアや技術が詰まっています。

 

でもその日本人の良い部分は、残念ながら、英会話上達にはいかせていません。

 

謙遜しすぎている日本人

「英語が話せません、どうにかしてください・・・」

私はまだ、英会話教室をはじめてから5ヵ月ほどですが、驚いたことがあります。

 

最初のメールのやり取りで、ほとんどの人から

「英語が全然できなくて困っている」

「英語がまったく話せない」

という内容をいただきます。

 

でも初めて会う時に英語を話してもらうと、あまりにも上手なのでびっくりします。

 

私の感覚はアメリカ人よりなので、基本的に言われたことをそのまま受け取るため、最初はこのギャップに、とても戸惑いました。 

 

「うちの子はとってもかしこいの!」

この前、久しぶりにメキシコ人の友達と会いました。

 

娘さんが3歳の時に息子が同じプリスクール通っていました。もう3年近く会ってなかったので、娘さんは8歳になっていました。

 

やはりお母さん同士なので話題は子供のことで盛り上がります。

 

「大きくなったね~、もう3年生なんだ!学校はどうなの~?前に、字の書き方がどうのこうのって、先生に言われて、悩んでたじゃない!?」

 

と聞くと、

 

「あー、そんなこともあったね。あの先生嫌だったわ~。でも今はね、うちの子、パパに似て算数がすごく良くできるの!!かしこいのよ!!」

と言っていました。

 

ステキですよね!堂々と「自分の子がかしこい」って言えるなんて!子供にとっても、うれしいことだと思います。

 

そのあとにウチの息子についても

「算数どう?」なんて聞かれましたが、

そんなに堂々と

「めっちゃよくできるよ!」とは答えられませんでした・・・(涙)

 

息子は算数で、いつもテストはほぼ満点で、担任の先生にも褒められているのに、私の中の「謙遜」に邪魔をされました。なんとなく、自分の中で後味が悪くなって

「アメリカ人みたいに、もっと子供のことを良くいってあげないとダメだな・・・」

と感じました。

 

でも、日本人からすると、自分の子供を「かしこい」「すごい」なんていうことは、ちょっと変ですよね。

 

もしすごくできる子だったとしても

「いやいや、そんなことなくて、まぐれなの」

「勉強しかできなくて、困ってるの、○○くんは運動神経が良くてうらやましいわ~」 

 こんな感じに、謙遜します。

 

謙遜は日本の美徳

話している相手を立てて、自分はへりくだることが、日本ではとても好まれます。

 

お土産を渡すときに

「つまらないものですが」

などと言います。

 

手土産に「つまらない」なんてもの、絶対にもっていくわけがないですよね!普通少し良い物や、自分では普段買わない高級なものだったりとかにするはずです。

 

ですが、へりくだった言い方をすることによって、相手への思いやりを込めて、コミュニケーションを円滑にしたり、相手にいい気分になってもらえたり、という大きなメリットがあります。 

 

アメリカ人との考え方のギャップ

日本とはちがい、アメリカ人は対等な関係を築くことを好みます。

 

ですので、あまりにも謙遜しすぎていると

「うそつきで、なんか感じが悪いな・・・」

何て風に思われかねません。

 

英語学習にも不利になってしまうだけでなく、アメリカの中に溶け込むのも難しくなってきます。あなたが「良い」と思ってやったことが、相手に不快な思いをさせるのは避けたいです。

 

日本人同士では必ず必要な「謙虚な心」なので、日本人として誇りをもって良いと思います。

 

でも、英語を話すときはアメリカ人っぽく振舞うほうがメリットがあります。形から入ることで、英語が話しやすくなります。「英語を学ぶ=文化を学ぶ」なので両方を備えておくべきです。

 

例えば、日本語がペラペラな外国人をラーメン屋で見かけた時に、

「ぼくは日本人じゃないから箸を使わないので、フォークをください」

と言ったら、ちょっと驚きますよね。

 

「日本に来たのだから箸くらい、使えるようになっとけー!」

と突っ込みたくなるはずです。

 

それと同じで、言語を学ぶということは、その国の習慣をまねることも必要になってきます。

 

自信を持つにはポイントは2つ

口に出してみることからはじめる

「口にした言葉は、現実になる」ということを、聞いたことありませんか?

 

 これは科学的にも証明されていることだそうです。

 

英語の学習には謙遜はとても邪魔になるので

 「英語がペラペラなの!」

という風に口に出してみましょう。

 

たったこれだけで、知らずのうちに英会話が上達してたら、うれしいですよね!とても手軽なので、今すぐにできます!

 

比べる対象は自分に

「謙遜する」という行為は、必ず相手の存在があってやっている振る舞いです。つまり、誰かを引き合いに出して、自分を下にしているわけです。

 

「英語話せる?」と聞かれたときに

「(すっごくペラペラな人ほどは)話せない」と、誰かと比べたうえで自分は話せない、という答えになります。

 

なので、比べる対象をあなた自身に置き換えることを、おススメします。

 

アメリカに来たばかりのころ、1年前、英語を勉強し始めたころ、など過去の自分と比べるといいでしょう。

 

「英語話せる?」と聞かれたら

「(最初はなかなか言葉が出てこなくて苦労したけど、今は)話せるよ!」

と、自信をもって答えましょう!

 

まとめ

日本では誰もがやっている「謙遜」という行為が、実は、あなたの英会話がうまくなることを邪魔しています。 

 

ここで紹介した2つのポイントは

  1. 「私は英語が話せる!」と日頃から口に出す
  2. 他人の英語力と比べるのではなく、過去の自分英語力を比べる

 

もし今、英会話の自信をなくしていたら、是非試してもらいたいと思います!